師走に入り、毎日があっという間に過ぎていきます(^^;)
今年の紅葉もいつの間にか終わりを迎え、ゆっくり景色を眺める事もできなかったのですが、幸いにも岩国教室に行く傍ら、わずかな時間ですがその彩りの移り変わりを楽しんでいました。
実家の片付けもひと段落した所で、先日は母を脳出血で倒れて以来初めて外出に連れて行きました。
車椅子のままでしたが施設に許可をいただき、往復は介護タクシーにお願いして、半日ではありますが一緒に買い物も楽しめました。
三年ぶりの買い物に、最初、母は戸惑った様子でしたが徐々に慣れ、最後は「本当に楽しかった。有難う。」と泣きながら喜んでくれました。
リスクも充分あったのですが、「一緒に外出をする事」が母と私の今年の目標だったので、年末に何とか間に合って私も本当に嬉しかったです。
まさに親孝行はできる時に…。先延ばしは後悔の元ですね!
「和みのヨーガ」の認知真理学では、過去の後悔、未来の不安にふりまわされない生き方を大切にしています。
これから年末、年始を迎えるタイミングに、以下をぜひご一読くださいませ(^^)/
認知真理学は、「今を生きる」という事を大切にしています。
これは、偉い人がそういったからではなく、(笑)昔からそうして生きてきたからです。
私達のDNAは、「今を生きる」のが自然なのだと記憶しています。
なのに、現代は、今を生きていない人がたくさんいます。
ああしなければよかった…、こうしなければよかった…、あの人と結婚すればよかった…などなど。
「すべての事には両面がある」のですから、実は、なったことが一番いいことなんです(^^)
もしも、過去に後悔があるのなら…、まだマイナスの面しか見ることができないというだけの事です。
そのことによって得られた宝物に気付いていないだけなのです。
もしも、「あの人」と、結婚していれば…、やはりそれなりの良いと思えることと、悪いと思えることがあります。(笑)
「違う体験」があるだけで、いいことだけある事柄はありません。
ただ、良いも悪いも「すべてありがたい」と、受け止められる人は別です。そんな人は、そもそも過去をあれこれ思うこともありません。(笑)
あなたの人生は、これまでの人生で良かったのです。
悲しみは、喜びを知るためにありますし…、苦しみは、幸せを知るためにありますし…、失望は、あらたな希望を見出す為にありますし…、失敗は、学びを得て成功するためにあります…。
傲慢は、謙虚を学ぶためにありますし…、自己否定は、自分の魅力を知るためにありますし…、愛のない状態は、愛の在る状態を知るために在ります…。
何もかもが大切で、どれも切り捨てることができないのです!相反するように見える事柄は、すべてがセットで存在しているのです。
「一方があるのは、一方を知るためです」悪とみえるものが無ければ…、どうやって善とみえるものを知るのでしょうか?
時代や立場が違えば…、「悪」と、「善」すら入れ替わることがあるのは、みなさんもご存知ですよね?
人類の歴史は、「正義」の為に沢山の人が争い血を流してきました…。
話を未来に向けてみましょう。「未来」の不安はどうして来るのでしょうか?
これも、「良いことだけ」を賢く選ばなくては…、と思うところから来ています。
右に行ったらいいのか、左に行ったらいいのか…、どこかに「正しい答え」があると思っている、また、正解は一つしかないと思っている。または、「悪いことだけがある」と思っていることから来ます。「すべての事には両面がある」のでしたね。
右に行っても、左に行っても「違う体験」があるだけで、苦労もあれば、喜びもあることはさほど変わりません。(笑)
そして、もしも違っていると思えば、また戻ることもできるし、回り道することもできます。
戻るのが無駄でも、回り道するのが損でもないのです…、だってゴールはそもそもないのですから…。(笑)
未来の不安だけではなくて、未来の「目的」に目を向けるあまり、「今をいきる」ことのできない人たちもいます。まだ来ぬ「未来」の為に、「今」を犠牲にするのです。
「目的」に向かってまい進して…、その場所に到達したら、達成感と空しさが同時におとずれてきます。なので、また次の「目標」を設定しなくてはいけません…。
そうやって息つく暇もなく、人生を駆け抜けて…、誰もが等しく到達する「死」というものに向かい合った時、誰もが同じゴールで、何も持たずひとりで旅立って逝くとき…どんな思いを抱くのでしょうか…。
もしかしたら、「次の人生は道草してみよう…」と思われるかもしれませんね。
もしかしたら、「次の人生もやり残したことをするために駆け抜けるぞ…」と思われるかもしれません。
多くの方が、「やりたいことをやっていればよかった…」と、おっしゃるそうです。
良いとか悪いとかすぐに判断するのを止めて、あなたの人生「おもいのままに」生きてみませんか?