蒸し暑い毎日が続いておりますが、皆さまお元気でお過ごしでしょうか?
そろそろ梅雨入りですね(^^;)
毎年の事ながら、生徒さまからも「特に疲れるような事はしていないのに、何だかだるい」「頭痛や関節の痛みなどがおこる」など、この時期特有のお悩みを伺う機会があります。
少々体調が良くないと思っても、ちょっと頑張ってレッスンに参加されると、お帰りになる頃には不調が無かった事になって、笑顔で帰って行かれる生徒さまを毎回のように拝見します。
ここからは、「和みのヨーガ」を体験してみたい方、ずっと継続して行ってくださっている皆さま両方に、改めて「和みのヨーガ」について、ガンダーリ先生のお言葉をおかりして、ご案内させていただきます(^^)/ぜひ、ご一読くださいm(__)m
みなさんは、繰り返し同じ動作をすると、私たちの脳が安心するということをご存知ですか?
私たちの脳は、変化をするということを嫌います。
なので例えば、いつも同じ場所に座ったりとか…、いつも同じ道を歩いたりとか …、いつも同じ店に行ったりとか…、無意識にそのようなことを行います。
それは自分の生命を維持するということが、とっても大切なことだからなんです。
なので、なかなか新しいことに踏み出す、新しいことを始めるというのが難しくなってしまいます。
もし意志の力でそれを始めると、身体は緊張して、疲れてしまうのです。
頑張って、次こそはやろう!と決めてもそれがなかなか続かないのはその所以です。(笑)
和みのヨーガをなさる方は、こんなことをおっしゃいます。
『私は何もこれまで続かなかったのに…、不思議とこの和みのヨーガは続いているんです。和みのヨーガは、みんなと一緒に行っていると、とても心地が良く身体が安心するのでまた行きたくなるのです。』と。
身体がリラックスすることをする、喜ぶことを行うと、無理やり意志の力で頑張らなくても難なく続けて行くことができます。
それが和みのヨーガは、頑張らなくても続けられるという所以なのです。
ゆるんでほっとして、瞑想状態になった時に、本来の自己と繋がるのを楽しみに来てくださる方もいらっしゃいます。
和みのヨーガは、最初に、身体を整えるということをみっちり行って、ポーズも毎回同じ基本的で大切な簡単なことをいたします。
毎回同じことを繰り返すので、脳は安心してリラックスすることができ、また頑張らなくても自然と手当てが身についていきます。
必要な時に手が覚えていて即手当てをすることができるのです。
なので、酷くなるまでほっておくということがなく、病気と呼ばれる症状が出てくる前に未然に防ぐことができます。
心のゆとりが生まれると、ガチャガチしていた思考がどんどん澄み切って、スーッと落ち着いてきます。
偏らない身体は、偏らない意識を持つことができるのです。
また、私たちの身体は、 3ヶ月でほぼ細胞が入れ替わると言われています。
物理的に考えると、3ヶ月前の自分とは違う新しい自分になるというわけですね。
本当だったらどこにも前の自分が存在しているわけではないのですけど…、私達は、もしもどこかが痛いとしたら、その痛みをずっと記憶して継続させたり…、
もしもどこかが悪いと思ったら、ずっと悪いと思う意識がそれを継続させたり…、
もしも自分にはあれができないと思っていたら、それをずっと継続させてしまったりするのです。
本来は、夜ぐっすり眠ることができたら、1日の疲れをすっかり取りさり…、見えるものと見えないもののバランスが夜寝てる時に整って、心の偏りもなくなっているのですが…、朝が来て、また偏った過去の思考を掴み取り、前の自分を継続させてゆくわけです。
どんな嵐の中にあっても、どんな最悪の状況の中にあって も、悲しみの中に沈んでいても…、和みのヨーガをしていると心がとても平安に満たされます。
みなさんも何か一つ、本来の自己とつながる、そこに平安を感じるものを持っていただいているといいのかなと思います。
無理やりやらなければいけないと思っていることはなかなか続きません。
けれども、気持ちがいいから やる…と習慣になると、それはもう当たり前になって、なんなく行うことができます。
みなさんの心と身体と魂の バランスを取り戻す一助になれたら本当に幸せです♪