あなたにできることは♪

前回のブログで少し触れさせていただいた「夏のお楽しみ企画」。

6月から9月まで毎月テーマを決めて、普段のレッスンではなかなか行えない「スペシャルなレッスン」をお届けしようという企画です。

皆さまに告知して間も無く、その準備に取り掛かろうとしていた矢先、脳出血の後遺症で左半身麻痺となった母が入居している施設から電話がありました。

車椅子に移動させてもらう折に、母がバランスを崩し腕をひねったので、急ぎ救急車を呼びますとの事。

私も慌てて病院に駆けつけると、お医者様から「左上腕骨折」と診断されました。「できれば手術をした方が良い」と告げられましたが、母が手術を拒否し、周りからも「麻痺している腕の方でまだ良かった。手術しても動く腕では無いから、怖い思いをさせない方が良いのでは。」などと助言を受けました。

私も急な事ですぐに判断できず、とりあえずギプス固定で施設に連れて帰ったのですが、施設に着いた母が、麻痺している腕のはずなのに痛みを感じている姿を見て、何とも複雑な思いが溢れました。

人の脳の記憶の凄さを目の当たりにして、何がベストの選択なのか改めて考えていると、介護や医療のお仕事に携わっていらっしゃる生徒さまから、沢山の有難いアドバイスをいただきました。

そして先ほど、過去にガンダーリさんが投稿された記事を読みながら、皆さまに改めて感謝している所です。

同じような経験がある方、ご家族の介護を頑張られている方にシェアさせていただきます。

あなたにできることは…

あなたにできることは、まずあなたが、あなた自身を幸せにしてあげることです。

幸せを感じられる心と身体を自分自身にプレゼントしてあげることです。

そのためには、日々あなたを動かしてくれている身体に感謝して、『ありがとう』と手当てをしてあげること。

私たちの身体は、私たちが 意識を向けていなくても、一生懸命バランスを取りながら、私たちを生かしていくように働いてくれています。

たとえ、どんな痛みが出てきたとしても…、もしかしたら 病気というレッテルを貼られたとしても…、それら全てがあなたのバランスの崩れを元に戻そうとする働きの一つであったりするのです。

あなたのことを、いじめたり苦しめたりしようとしてやってきているわけではありません。

『ありがとう』と言って、どうかあなたが自分でできる手当を行ってあげてみてくださいm(__)m

そして、もしも自分一人では戻せないくらいバランスを崩したとしたら…、SOS を出して身近な方に手当てをしてもらってください。

一人だけで頑張らなくてもいいんですよ。(*^o^)/

それから、あなたの心もいつもあなたに寄り添って、『何を感じている?』『どうしたいの?』『どう在りたいの?』って あなたに聞いてくれています。

心がざわざわしたり、もやもやしたり、切なくなったりしたら、あなたがあなたに問いかけてください。m(__)m

このモヤモヤは、『私に何を教えてくれているの?』『私の気づかない何に気づかせてくれているの?』『私の成長のために何を教えてくれているの?』って…。

ないことにしたり、見ないようにしたりしないで、どうか しっかりと向き合ってほしいのです。m(__)m

あなたしか、それができないのですから…。

でもね、これも一人で頑張ろうとしないでも大丈夫。

『なんだかモヤモヤするの…』 『なんだか切ないの…』そう言って誰かに話してみたら、話すだけでそれがすっと消えていったり、または話すことで、整理ができてもやもやが解決したりしていくこともあります。

あなたが、あなたを大切にするということは、一人でこもって頑張ることではなくって、まずは最初に気がついてあげて、そしてあなたができることをすること。

出会うすべての人の愛を、しっかり受け止めてあげることでもあるのです。

周りには愛が溢れていて、あなたのために何かをしたいと思っている方がたくさんいます。

もしかしたらそのことがあなたを煩わせていると思ったり …、批判されていると感じることもあるかもしれませんが 、全てがあなたにとって良かれと思って、その方が自分にしてほしい最高のことをあなたにしているのです。

あなたが本当に欲しいものとは、真逆のものであったとしても、全ては愛なのです。

一旦、『ありがとう』と受け止めて、でも今は大丈夫と 素直な気持ちを表現してもいいのです。

誰も、無理やりあなたに何かをさせることができる人はいないんですよ。

どんなに何かを言われたとしても、あなたがやりたくないことであったら ノーということができます。

そしてまた、あなたが欲しいものを『ください』ということもできます。

もちろん、あなたの願いが受け止められることもあれば、断られることもあるでしょう…。

でも、一度断られたからと言って諦める必要はありません!

また他の人に言うこともできますし、中身を少し変えてお願いすることもできるかもしれないし…、またその時々でタイミングが違ったらすんなりと受け止めてもらえることもあるかもしれないのです。

自分で自分を大切にするってどんなことだろう…と、ちょっと考えてみてくださいねm(__)m

もちろん、人それぞれに違っていることもあります。

だから、あなたには、あなたに、 日々のやるべきことに追われるのではなくて、 ちょっと立ち止まって『本当はどうしたい?』って聞いて欲しいのです。m(__)m

あなたがあなたのやりたいことを自由自在に行って、それがこの世界に調和をもたらすことができるのです。(*^o^)/\(^-^*)