ひとすじの光♪

本日のレッスン、初夏を思わせるような心地の良い穏やかな日曜日でした。

レッスン後にお隣のお店でパンを買い込み、オープンテラスでのんびりランチ。

ヨガの後に大好きな珈琲を飲みながら、自然と楽しむひとときは最高でした♪

本日のブログは、完全プライベートなお話です。良かったらお付き合いください♪

昨日の午後、娘に関して久々に嬉しい出来事がありました。

長くイタリアでマンドリニストとして活動していた娘ですが、たまたま一時帰国して日本を満喫していた最中、あれよあれよと言う間に、世界中でコロナウイルスの世界的な流行が始まりました。

日本に一時帰国したのも、演奏の拠点をドイツに移すつもりで、本当に軽い気持ちで帰ってきたはずが、まさかのまさかです。

日本とは比較にならない感染状況のヨーロッパ、いつの日か落ち着いたらと願う気持ちにも落胆の色が見え、今年に入ってからは軽いうつ症状が出始めていました。

先の見通しが全く立たなくなり、海外へ行けないどころか日本での演奏活動もままならない。

1日もマンドリンを弾く事を欠かした事のない子がマンドリンを弾かなくなり、部屋にこもりがちになっていく姿に、このままではいけないと感じていた矢先、私のギターの先生でもあり、プロのギタリストでもある上垣内氏からコンサートのオファーをいただきました。

広島市内のイタリアンレストラン「ミオバール」を貸切り、題して「No蜜コンサート」と名付けられた昼、夜2部構成のコンサート。蜜にならないよう感染対策もバッチリに配慮くださったオーナーのおかげで、安心して楽しめる最高のコンサートになりました。

アンコールを含めて全9曲。私も岩国のレッスンを終えてギリギリ間に合い、久々に元気な娘の演奏を聴く事ができました。

その中でも特に私の好きな3曲の楽曲の演奏動画のリンクを貼らせていただきます。音楽に興味のある方はどうぞご覧ください。(この動画は一般には公開していません笑)

カプリッチョジンガレスコ(E・マルセリ)

私の帰る場所

プレリュード第2番(R.カラーチェ)

娘はこのコンサートのおかげで、ようやく長いトンネルを抜け出し、一筋の光が見えてきたようです。このコロナ禍において、娘のように悩んで、音楽を諦める音楽家の方も増えていると聞きます。

音楽家ならずとも、自分の未来に不安を抱え将来が見えなくなった若い方も増えています。どうか将来を悲観する事なく、豊かな人生を送って欲しいと切に願います。

長い暗いトンネルの先には必ず明るい未来が誰にでも平等に待っています。大人の私たちがその見本となるように毎日を明るく元気に過ごしていきたいものです。