睡眠障害⁉

「睡眠はしっかりとれていますか?」

春以降、生徒さまから「最近あまり眠れなくて」、「朝起きても疲れがとれなくて」などと、睡眠に関するご相談を多くいただくようになりました。

さすがに心配になり、全クラスで改めて伺ってみると、想像以上に睡眠障害を抱えていらっしゃる生徒さまの多さに驚いてしまいました。

レッスンでもよくお話していますが、私自身は長く「和みのヨーガ」を行っているおかげか(^-^;、横になったら3分も起きていられない人なので(笑)、睡眠に関しての悩みを一切感じたことがないため、そこを深くフォーカスする機会は無かったのですが、これは真剣に取り組む課題ができたなと痛切いたしました(^^;)

そこで、色々と本を読み、講座を受け、勉強する機会が増えるごとに、要約、「これだ!」と思える出会いがありました。

今までの「睡眠」に関する私自身の考え方に新しい風が吹いたような新鮮な出会いでした。

というわけで、現在「睡眠に特化したヨガ」の技術の勉強を始めたところです。一日でも早く、皆さまにお届けできるよう頑張っていますので、今しばらくお待ちくださいね(^^)/

とはいえ、私がそうであるように、「和みのヨーガ」を習慣づけるだけでも様々な効果が得られます。以下、ガンダーリ先生の過去記事より一部抜粋です。

ストレス社会とも言われている現代に、更なるストレスが加わり沢山の人がストレスを感じています。

しかし、まったく同じ事象に対して、ストレスを感じる人と感じない人がいるのです。

ストレスとなるか否かは、受け取る側の問題となります。また、ストレスに対する反応も人それぞれで異なります。

「イライラ」は、ストレスを強く感じている人にみられる症状です。

会社では上司や部下に、また家族に対して、あるいは、メディアから流れてくる情報に対して、イライラすることありますよね?

イライラするのは性格なのでしょうか?

「イライラする」という症状を訴えて病院を訪れた際、いろいろ調べて異常がなければ、心療内科や神経精神科への受診を勧められます。

または、更年期症候群を疑われて婦人科や泌尿器科を勧められることもあります。

漢方医学ではこの「イライラ」を、気血水の「気」が逆行して循環している状態を気逆(きぎゃく)と呼び、イライラはその存在を示す重要な症状なのです。

つまり、ちゃんと気が正常に流れていないという訳なんです。

では、イライラすると感じる人は、どのように対処すればよいのでしょうか?

和みの手当てで、気の流れを元にもどせばいいのです。

和みのヨーガは、 全ての手当てが、血液、リンパ、気の流れを良くするものとなっています。

全身の流れが良くなれば、心も身体も緩んで、どうしてイライラしていたのかを忘れてしまうことになります。(^-^)/

また、手当ての他にも助けになるのは、食べ物です。

食生活では、肉食を減らして野菜中心とするとともに、香辛料を控えることも重要です。

これは、香辛料には気を上に昇らせる働きのあるものが多いからです。

さらに、就眠時間を早めるなど、生活リズム全般をゆっくりとしたリズムに変えることも、イライラの解消となります。

また、呼吸についても、和みのヨーガで、自然と無理することなくゆっくりとした深い呼吸になることで、気の上昇が改善します。

イライラするのは単なる性格と考えるのではなく、気逆の症状、つまり、体に歪(ゆが)みが生じた結果であるのです。

和みのヨーガは、自分でも、全身をゆるめて左右のバランスを整えることができます。

体の歪みを是正することで、人間関係をも円滑にすることができるのです。

ストレスを抱えることは、多くの病気の発症にもつながりますので、溜めないで、お風呂に 入って汚れを落とすように、できれば毎日ちょっとだけでも和みの手当てですっきりして、良質な睡眠をおとりくださいね♪