昨日は原爆記念日。
毎年この日は、8時15分に手を合わせお祈りをし、夜には「灯籠流し」に行くのが子供の頃からの常です。
今年は帰国中の娘と、自宅のすぐそばにある川へ出向きました。
娘と一緒に行くのは10数年ぶりになります。
最近では、「灯籠流し」が行われる川が少なくなり、現在では平和公園と己斐(西広島)の2か所になってしまいました。
そのため、「ピースメッセージ」を灯籠に書く順番を待つ列の混雑を少しでも解消するため、私の町内では事前にFAXで申し込みをする形態になっています。
時代とともに色々と変化していきますね…。
変化といえば…。
昨日は風の無い夜だったので、灯籠が殆ど流れていく様子は無かったのにもかかわらず、川面に浮かんでいる灯籠の数の少なさに少し寂しさを感じました。
昔は見渡す限りの灯籠が川をうめつくしていたのですが、被爆者のご遺族や関係者の方の高齢化が一番に原因しているのでしょう。
私の家でも三人が被爆しており、すでにその内の祖母と父は他界しています。
私自身も言わば被爆二世になりますので、この日は毎年特別な思いで「被爆者の方への祈り」そして「世界の平和」を願わずにはいられません。
後世までずっと残して欲しい慰霊行事です。 合掌
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